自由な建築

都市と建築との関係を最優先し、オブジェクト的な建築を排除する建築家が多々見受けられる。一見、今日的な建築家像として最もだと納得する一方で、そのように建築はこうあるべきだと決め付けること自体に違和感を感じる。
建築は自由でいいのではないか。
前提として、マニフェストを掲げることが窮屈だ。
自由を損なうことが、あらゆる関係を結ぶことに支障が生じることはないのか?
誰よりも自由に、どんな建築より自由な状況を、一定時間の中で保ち続けたいと考えている。