2011-01-01から1年間の記事一覧

仕事のルール1

❽3K もいいじゃないか: 汚い・きつい・危険の頭文字が3K。これをよしとして汗水流すのが東工大流だ。華麗さで競っては勝ち目がない。

野生の巣箱

肌感覚や動物的な本能を大事にしていくことが今、重要だと考えています。難しく考えない。理念的に考えすぎない。いわば、原始人の気持ちになるということ。気持ちいいかよくないかで判断すること。こうした考え方は以前はレベルの低いことだと思われがちで…

偉い人1

偉い人は、要領がいいとかじゃなく、仕事してる時間が格段に長いんだよ。飲み会の翌日は早起きしたりしてね。あ、でもしすぎると、ホントに倒れちゃうから気をつけて。

形式とカタチ

自分は形式主義者。物事を記号的に捉えることを得意としている。 なので、形式についての自分の使い方のルールを整理する。 形式→formal カタチ→form 形式とは、カタチの式ということでカタチを記号的式によって表現するもの。要は言語化。 カタチの定義が難…

デザインの仕事

デザインを仕事としている人なら、仕事の90%はクリエイティブとは直接関係のない雑用であることを知っている。しかし、この雑用にいかに取り組むかで、仕事の質が左右されることに気がつく人の方がかっこいい。

自己実現的思考

創造的思考とは、好奇心、探究心、行動力が根源的3要素。

野望・野心のあり方

レム:WHY NOT? コンセプチュアルな力強いものが爆発する 斜に構える訳ではなくて 楽観的 野望・野心のあり方

歴史の歴史

建築とは技術のことである。眼には見ることのできない精神を物質化する為の。私の中の建築とは私の精神の一部が眼に見えるような形で表象化されたものである。いわば私の意識のサンプルと言っても良い。私は建築家としてこの技術を磨くことを心がけている。…

技術的文化、文化的技術

前回、取り上げてみた技術、文化を一つの言語にまとめてみる。

上海検討中1

文化⇔経済、習慣⇔消費、慣習⇔資本など。建築が今後も継続して存在するために、文化的価値を担保することは自明。これらの二つの事象が対立事項なのかの検証。その中庸を担う事象があるかを検討してみましょう。言語にすると普通。こんなときはボトムアップ具…

興味のある建築的言語1

浮遊感、プラスチック、ストライプ、豪華さ、ハイブリッド、和風

中国ー日本

今日友達と中国と日本の違いについて議論になった。 基本的には3つの違い ・スピード〈デザイナーとクライアント〉 ・スケール〈規模、空間〉 ・ディテール〈テクノロジー〉 スピードに関しては、近年世界的に作業の合理化が進み、ある一定のスピードでプロ…

反重力構造

地球上のあらゆるものは、生物無生物を問わず、地表にへばり付いている。哺乳類の進化を見ても、魚類が陸に上がり、鰭が進化して四足歩行の哺乳類となった。 四足が重力を支えるのに最も適しているからだ。ところが人類は、この四足歩から立ち上がり 二足歩…

日本伝統で最近思うこと

日本には伝統と美意識という途方もない資源もある。どうしてこれを今まで使わなかったの、というような、先祖ゆずりのお宝を、そろそろ蔵から出して、ほこりをはらって眺めてみてはどうか。杉本博司による吉田五十八風、数寄屋的マンションのリノベーション…

CG技術について

上海での設計実務に際して、クライアントとの打ち合わせでは図面およびパースが必要になる。〈最終段階まで模型はあまり使わない〉こういった状況下では、パースのもつ役割は、大きい。少し前まで戸建ての住宅を設計していたのだが、パースを作るために、CG…

飄然について

町田康さんの東京飄然からもじりました。私の性格に合っていてなかなか良い表題だと思います。建築も飄々とやっていけたらと思いますが、社会的信用といった観点から、困難だと思われます。ので、うまく自分でバランスを取りながら、自分なりの方法論を見つ…

中国設計事情1

中国の設計状況で、注目すべきはディテールとスピードだ。 周知の事実であり、特筆するほどではないかもしれないが、後々のために記しておく。 今回はディテールに関して 中国の施工技術は高くない、というより悪い。現場見学に行ったり、写真をみるが、現場…

中国飄然

中国に来て、一番の楽しみはスラム散策だ。 広州での村散策が一番のその興奮のピークだった。都市が生まれ変わる瞬間の断片的風景というものを目の当たりにし、今でも脳裏を離れない。 今まで成熟した都市東京で生活し、緩やかに死んでいくであろう街を傍観…